「サウナってただ熱いだけなんじゃないの?」
「サウナっておじさんが行くものなんでしょ?」
「サウナに行ってみたいけどどんなところなの?」
一言でサウナといってもいろいろな種類があります。
ととのい易いものからそうでないもの、サウナ室の温度や湿度をはじめ、水風呂の水質や水温、環境など多種多様なサウナ施設から自分にあったサウナを探すのは大変です。
この記事では、これからサウナデビューを始めようと思っている方から熟練サウナーまで自分好みのサウナ選びに役立てるような情報を発信していきます。
管理人のひなたは年間40回のフライトで国内外を行き来しているので
この経験を活かして、読者の皆さんに各地のサウナ情報やお得な情報を発信していきます!
皆さんがサウナや旅行を楽しむためのきっかけとなったら幸いです!
良かったら最後まで読んでいただけると嬉しいです!
(※この記事は、2024年2月24日に更新しました)
こんにちは!サウナと温泉と旅が大好き、ひなた(@hinatanavi)です。
大きく分けると2種類のサウナ
ドライサウナとウェットサウナ
サウナを大きく分けると
✅ドライサウナ
✅ウェットサウナ
上記の2つに分類されます。
種類のサウナを詳しく説明していきます。
まずはドライサウナから見ていきましょう。
ドライサウナとは
ドライサウナとは比較的室温が高く湿度が低いサウナのことをいいます。
遠赤外線ストーブが設置されていることが多い
サウナ室の温度は70〜100℃が多い
サウナ室内の湿度が低いため皮膚や目が乾燥しやすい
上記のようなサウナを「昭和ストロングサウナ」と呼んだりされています。
なぜそのように呼ばれているのかは日本でのサウナブームが起因となっているようです。
ウェットサウナとは
ウェットサウナとは比較的温度が低くて湿度の高いサウナのことをいいます。
ロウリュができる施設が多い
サウナ室の温度は50〜90℃が多い
ウェットサウナといってもその種類は多く、以下のようなものにさらに分類されます。
✅フィンランドサウナ
✅スチームサウナ
✅塩サウナ
✅スモークサウナ
※ロウリュができるサウナはウェットサウナに含まれます。
それぞれのウェットサウナの特徴を詳しく説明していきます。
フィンランドサウナとは
フィンランドサウナとは室温が70〜90℃で湿度が高めのロウリュがあるサウナです。
サウナの本場フィンランドではサウナストーンとアロマ水がサウナ室に完備されているのが一般的です。
セルフロウリュやオートロウリュができるので温度と湿度を自身で調整する事も可能です。温度と湿度を調整することで身体への負担を少なく体感温度を上げて発汗を促すのが特徴です。
昭和ストロングサウナに比べて熱すぎないので長めの時間入っていることができます。
また、アロマの種類を変えることでロウリュの楽しみを倍増させる事ができます。
ひなたが普段使用してアロマを下記に紹介しておきますので興味のある方はご覧ください。
スチームサウナとは
スチームサウナとはミストサウナとも呼ばれており、その名前の通り蒸気によってかなり湿度が高いサウナです。
室温は50〜60℃前後で湿度は90〜100%と非常に高いですが、室温が高くて熱いのが苦手な方でも無理なく入る事ができます。
塩サウナとは
塩サウナは上記のスチームサウナに似ていますがサウナ室に塩が常備されているのが大きな違いです。
室温は50〜60℃程度と低めに設定されているので熱いのが苦手な方も無理なく入る事ができます。
塩サウナより効果的にするためには湯船に1〜2分程度浸かってから入ると発汗しやすくなるのでおすすめです。
サウナ室に入って塩を身体に塗っておくことで蒸気と汗で塩が溶け出して古い角質を溶かす効果と皮膚の表面の浸透圧によって毛穴に詰まった皮脂や汚れをかき出してくれる効果もあります。
❌塩を身体に塗る際は絶対にこすってはダメです!
溶けていない塩粒が擦り付けることによって肌を傷つけてしまうので塩をやさしく肌に乗せるようなイメージで体に塗ってください。
身体に塩を塗った後はゆっくりと塩が溶け出すのでじっと待ってください。
10〜15分程度で塩が溶けていきます。
溶けた塩水が白色から透明へと変わっていくのでそこまで待つことで塩サウナの効果をより高める事ができます。
塩サウナのある施設では出入り口付近にシャワーなどがあるので身体についた塩を洗い流します。
身体についた塩を流した後は肌がツルツルスベスベになったことを実感できます。
スモークサウナとは
スモークサウナはサウナの原点ともいわれています。
サウナの歴史は紀元前まで遡るといわれており1900年代に煙突を使用したサウナストーブができるまではスモークサウナしかなかったようです。
このスモークサウナを日本で体験することはかなり難しいです。
なぜかというと日本国内にはほぼ無いからです。
唯一長野県のフィンランドヴィレッジにありますが通常は一般公開されていないのでサウナフェス開催時のみ体験する事ができます。
あとは本場フィンランドで体験するしか無いようです。
スモークサウナの特徴は以下の通りです。
サウナストーブに煙突がない(開閉式煙突があるものも有る)
サウナ室、サウナストーブを薪を使って温めるため長時間を要する(7〜8時間程度)
日本でのサウナブームの沿革
過去の日本でのサウナブームは以下のような沿革を辿っています。
✅第1次サウナブーム
1964年に開催された東京オリンピックでフィンランド選手団が選手村へサウナを持ち込んでマスコミに取り上げられ、注目を浴びたことがキッカケだと言われています。
その後に日本全国のスポーツ施設やカプセルホテルに併設され始めて全国にサウナブームが巻き起こったようです。
当時そのような施設の利用者は男性が多かったため以下のような図式が出来上がったようです。
【サウナ=男性=おじさんが利用するもの】
そしてこの当時に多く設置されていた遠赤外線型サウナストーブを用いた湿度の低い高温のサウナ室を称して昭和ストロングサウナと呼ばれるようになりました。
✅第2次サウナブーム
1990年代になると家族でも一日中滞在可能な健康センターやスーパー銭湯などの温浴施設が多く建設されました。
現在の温浴施設では当たり前になっている
・お食事処
・マッサージ
・休憩所
などは第2次サウナブームが始まりといえます。
✅第3次サウナブーム
そして2020年ごろから始まった現在のサウナブーム第3次サウナブームといわれています。
2019年にドラマ「サ道」が放送されたことがきっかけで性別年代を問わずサウナの魅力が広まったことが今回のサウナブームの発端だといわれています。
「ととのう」という言葉はマンガ「サ道」の主人公が使用したことがきっかけなので著者であるタナカカツキ氏が生みの親といって良いでしょう。
”ととのう”の原点「サ道」を読みたい方は以下のリンクからどうぞ
まとめ
サウナと一言で言っても様々な種類のサウナがあることが分かったかと思います。
自分自身の体調や健康状態、好みに合わせて利用する施設などを選ぶことがととのえるサウナライフにつながります。
現在の情報過多で忙しない生活の中でのデジタルデトックスや非日常を味わえる癒しの空間としてサウナを活用することでより生産性の上がるビジネスライフを送ることができます。
この記事を読んでいただいた方がより良いライフスタイルで日々を送ることができるためにサウナを活用出来たら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。